年齢に合わせた食事で太るはずはない!
中年と呼ばれる年齢に差し掛かると、若い頃に比べてふっくらする人が少なくありません。これが中年太りと呼ばれるものですが、中年太りはなぜ起こるのでしょうか。大きな原因として挙げられるのが、消化能力の低下です。
中年太りに陥る人の多くが、それほど食べているわけではないのに徐々に体重が増えて、気づいたら太ってしまったと言います。これはある意味では正しい意見だと言えるでしょう。
と言うのも、彼らの多くは若い頃と変わらない食事量を食べており、そのため「食事量が増えたわけでもないのに、なぜか太ってしまった」と感じているわけです。しかし、40代の人は20代の人と比べて消化能力が大幅に低下しています。
そのため、20代の頃と同じ量を食べると消化能力が追い付かず、脂肪が蓄積されてしまうのです。つまり、中年太りの人の多くは、その年代にしては食べ過ぎだと言うことになります。年齢を重ねても太らないためには、年齢に応じた食事量に留める必要があります。
60代になると、消化能力は20代の頃の半分にまで低下すると言われています。このことから、食事量も半分程度まで減らすことで太らないようにすることができます。
中年以降に太らないためには、そのための食事方法を実践するのがお勧めです。ただ量を減らすのではなく、カロリーを減らすと言う食事方法もいいでしょう。食べることが大好きで、食べるのを我慢するのが大きなストレスになると言う人は、運動を取り入れる方法でもいいですから、自分に合った方法でカロリーバランスを調整し、太らない生活習慣を身につけましょう。